2018年12月03日

食堂かたつむり

読了しました。

料理人、りんごちゃんが過去のつらいことから自分を解放する話かなぁ、と思いました。

一緒に住んでいた恋人と別れて。しかも、家財道具の一切も持ち逃げされて。ショックで声が出なくなって。でも、ワタシならそんな泥棒のような恋人はこっちから願い下げじゃ!!と思うけど(笑)。りんごちゃんはそうじゃない。

で、おかんの所に帰って、食堂を開いて…ってストーリー。

おかんは飼い豚のエルメスを飼っていて、りんごちゃんがそのエルメスのお世話をするんですが。

おかんが、がんになって。でも初恋の相手と再会して、その初恋の相手と結婚することになって。

おかんがエルメスを食べることにしたので。そのエルメスの解体をりんごちゃんがすることになって。

複雑な心境やったろうなぁ。

エルメスは総てを解っていた、ってりんごちゃんは思っていたんですが、ワタシもそうだと思います。

だからこそ、りんごちゃんはエルメスの血の一滴すら無駄にすることなく、料理に使って、おかんに食べてもらいたかったんやろうな、と思いました。

この小説にエルメスとその他に、ニワトリを絞めるシーンと野鳩をバラすシーンがちょっとグロい印象を受けたんですが、生きる事ってこういうことなんやなぁって思いました。

そういう意味では、読むのがしんどい所もあったけど、読んで良かったと思いました。

食べること、家族や周りの人たちとの絆、大事やなぁ、と思いました。

一度読んでみてくださいな。と、思います。


posted by ひまわりさん at 05:31| Comment(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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