ホケツ!

青春小説。サッカー部。

高校3年生、部活引退目前の5月~7月のサッカー部の風景っていう感じかな。決して強い部じゃなく、普通の公立高校(みつば高校)のサッカー部です。5月の総体の予選で負けて、レギュラーだった3年生の別の部員が退部して問題を起こして、サッカー部全体が巻き込まれて。

主人公の大地も、両親が離婚していて、母親に引き取られるもその母親も亡くし、母親のお姉さんの伯母さんに引き取られて育っていた。そこに父親が現れて、大地を引き取りたいと申し出て。さあ、大地はどうする?

また、大地は学校内の恋のキューピッド役になることが多いんですが、大地自身も気づかなかったけど、好きな女子が意外と近くにいて。人のことばっかりじゃなく、自分の気持ちに正直になろうとするところとか、キュンとしました(笑)。

大地はサッカー部ではずっと補欠で公式戦に出た事はなかった。で、高校最後の大会になる選手権の予選に臨みます。この最後になるかも知れない試合で、大地は試合に出ることができました。おぉ、やったね。

大地は部内ではフリーキックが得意で上手く、そのスキルを期待されての出場だった。

監督に「勝ちをあきらめたからお前を出すんじゃない。追いつきたいからお前を出すんだ。・・」と言われて。グッときました(笑)。

そして、そのフリーキックのチャンスがやってきて。ここでフツーならフリーキックからの直接ゴールを狙うと思うんですが、フォワードの選手に合わせるもノーゴール。

そして、試合は残りわずか。みつば高校の選手権の予選はどうなるのか?というところで終わります。

サッカーだけじゃなく、家族のこととか、友だちのこととか、好きな人のこととか、進路のこと。高校の時って色んな悩みがあったなぁ、って何となく思い出しました。

サッカー以外の所で泣きました。

サッカー好きな人はもちろん、学生時代に運動に打ち込んだ人、今高校生のお子さんがいる人は是非。
面白かったです。

やっぱり若さや青春って眩しい(笑)。

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