ツナグ 辻村深月

読みました。ツナグ。

生きる事・死んでしまう事や命について考えさせらてしまいました。

単純に良い話(「アイドルの心得」「長男の心得」)もあれば、残酷な話(「親友の心得」「待ち人の心得」)もありました。それを総括する話(「使者の心得」)。の5編。

使者(ツナグ)という、生者から依頼を受けて、死者に引き会わせる役目があって。その使者(ツナグ)の話です。

ワタシは親友の心得が良かった。というか、刺さりました。何か本当に残酷な話だ。グロくもエグくもないけど、サラッと描く残酷さが刺さりました。友だち・親友って何だろう?って考えてしまいました。ま、考えるだけで何か答えが出た訳ではないですが(笑)。

でも、ぞういうのも含めて面白かったです。単なるハッピーエンドじゃなかったけど、最後、ツナグの役割というか能力を引き継ぐんですが、何とも言えない温かさがあって良かったです。

他の辻村作品も読んでみようと思いました。
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posted by ひまわりさん at 10:15Comment(0)

魍魎の匣

京極作品、姑獲鳥の夏に続いて読みました。「魍魎の匣」です。

魍魎とは、妖怪なんですが、実はよーわからん存在なんだそうです。

なので、今作はビシっと解決した部分もあるんですが、魍魎と同じくよーわからんままの部分もありました。が、やっぱり面白かったです。

ワタシは登場人物の中で、京極堂以外では、榎木津がお気に入りなんですが。ストーリーにほぼ関係ない所ですが、榎木津のお父様が登場するんですね。ま、会話の中だけなんですが。その榎木津父が榎木津と全く同じで。今作には登場しませんが、いつかこの小説のシリーズに登場してもらいたい、と思いました。

で、このストーリーですが・・・
14歳の二人の少女
箱の中に入っている美少女
新進の若手作家
ちょっと怪しげな新興宗教団体
巨大な立方体の建物
元女優とその取り巻きのような男

などが出てきて。謎がまた、新しい謎を生んで・・・。

正直、ちょっと読むのが辛い所もありましたが、全体としてはやっぱり楽しく読めました。

そんな小っちゃい所まで、伏線なのか!!って何回も思いました。

今作は関口先生の小説が本になるのですが、それまでもが、伏線です。

まぁ全体的に楽しく読めたし、次作もまた楽しみたいです。

ミステリー好きの人にオススメしたいです。

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posted by ひまわりさん at 09:44Comment(0)

QJKJQ

読了しました。

家族全員が殺人鬼という設定の小説ってことで、どんな話やろ?と思いつつ読みました。

想像していたストーリーではなかった。全く。

この小説は殺人の話ではなく、お父さんと娘の関係の再生の話だと思います。かなり倒錯してますが(笑)。

色々な所で賛否が分かれているこのQJKJQですが、ワタシには面白かったです。ま、ツッコミどころはあると言えばあるし、何でそこでそうなる?みたいに思った場面もありましたが。

グロい描写もありますが、エピローグは幸せそうで良かったと思いました。この幸せが主人公の未来に繋がれば良いな、と思いました。

ストーリーで読ませると言うよりは、設定で読ませるような感じでした。

興味ががあればドーゾ。

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posted by ひまわりさん at 22:06Comment(0)