罪の終わり

罪の終わり、読みました。

面白かった。

この罪の終わりはブラックライダーの続編。続編ですが、時代はブラックライダーよりも前の時代のストーリーです。

ブラックライダーで語られていた、6・16前後の事がたくさん語られていました。

主人公はブラックライダーにも名前が出てきたナサニエル・ヘイレンです。彼がどんな人でどのように伝説になったのか、が描かれています。

ワタシの感想はナサニエルはフツーの若者って感じなんです。ただ、生い立ちが特殊で、特殊が故に厳しい環境で育ちました。

それが6・16以前。

ナサニエルは母親と兄を手にかけてしまい、収監されます。

そこで6・16が起こってしまいます。6・16で価値観がすっかり変わってしまって、それ以前の世界ではなくなってしまいました。

ナサニエルはレヴンワース夫妻と言う二重人格の殺人鬼に出会い、共に旅に出ます。

旅しながら、人と出会い、影響を与えまくって、いつしか、教祖様のように崇められます。この辺りは前作のブラックライダーで出て来るジョアン・メロヂーヤに重なりますね。

で、安住の村を興すのですが、この村で倒れます。

そして、ブラックライダーの時代で語られるような伝説になりました。

ナサニエルが為してない事、ナサニエルの発言ではない言葉も、伝説ではナサニエル(=神)の為した事になり、発言したことになっていました。

こうやって、伝説が作られるんだなあ、と思いました。

前作も神話的なストーリーだったんですが、この罪の終わりもまた、神話的なストーリーでした。

で、ナサニエルの周辺にカールハインツという賢い犬が登場するんですが、このカールハインツがかわいい。ストーリー的にも、大切な役割を演じてました。

面白かったです。

ブラックライダーをまた読みたくもなりました。

この罪の終わりを先に読んでも面白いと思いますが、出来るなら、先にブラックライダーを読んだ方がより楽しめると思います。

ブラックライダーはかなり読みにくい小説ですが(笑)。

オススメです!



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posted by ひまわりさん at 05:56Comment(0)

ホケツ!

青春小説。サッカー部。

高校3年生、部活引退目前の5月~7月のサッカー部の風景っていう感じかな。決して強い部じゃなく、普通の公立高校(みつば高校)のサッカー部です。5月の総体の予選で負けて、レギュラーだった3年生の別の部員が退部して問題を起こして、サッカー部全体が巻き込まれて。

主人公の大地も、両親が離婚していて、母親に引き取られるもその母親も亡くし、母親のお姉さんの伯母さんに引き取られて育っていた。そこに父親が現れて、大地を引き取りたいと申し出て。さあ、大地はどうする?

また、大地は学校内の恋のキューピッド役になることが多いんですが、大地自身も気づかなかったけど、好きな女子が意外と近くにいて。人のことばっかりじゃなく、自分の気持ちに正直になろうとするところとか、キュンとしました(笑)。

大地はサッカー部ではずっと補欠で公式戦に出た事はなかった。で、高校最後の大会になる選手権の予選に臨みます。この最後になるかも知れない試合で、大地は試合に出ることができました。おぉ、やったね。

大地は部内ではフリーキックが得意で上手く、そのスキルを期待されての出場だった。

監督に「勝ちをあきらめたからお前を出すんじゃない。追いつきたいからお前を出すんだ。・・」と言われて。グッときました(笑)。

そして、そのフリーキックのチャンスがやってきて。ここでフツーならフリーキックからの直接ゴールを狙うと思うんですが、フォワードの選手に合わせるもノーゴール。

そして、試合は残りわずか。みつば高校の選手権の予選はどうなるのか?というところで終わります。

サッカーだけじゃなく、家族のこととか、友だちのこととか、好きな人のこととか、進路のこと。高校の時って色んな悩みがあったなぁ、って何となく思い出しました。

サッカー以外の所で泣きました。

サッカー好きな人はもちろん、学生時代に運動に打ち込んだ人、今高校生のお子さんがいる人は是非。
面白かったです。

やっぱり若さや青春って眩しい(笑)。

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posted by ひまわりさん at 05:49Comment(0)

3652 伊坂幸太郎

「3652」読みました。伊坂幸太郎のエッセイ集です。

面白かったです。

音楽や映画など、伊坂幸太郎が影響を受けた作品の事を語っていて、へぇ~と思う事がいっぱいでした。あと、小説の事は多く語っていて、島田荘司や西村京太郎にちょっと興味が湧きました。そのうち読んでみようかな、と思います。

あと、伊坂幸太郎の同級生でJリーガーになった選手がいるそうなんですが、誰やろ?ってとても気になった。誰なんですか?誰か教えてください(笑)。

まぁ、楽しく読めたんですが、ワタシはやっぱりエッセイよりも、小説の方が好きだな、と思いました。

伊坂幸太郎ファンは楽しく読めると思います。


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posted by ひまわりさん at 05:45Comment(0)